社長の思い

サプリメントへの思い

私とサプリメントとの出会いは約50年前のことです。当時はほとんどの製品がアメリカから輸入されていました。フードサプリメントと呼ばれていたこの時代のサプリメントは現代と比べると種類が少なく、プロテイン、ビタミンC、ビタミンE、それにプルーン程度でした。フードサプリメントを摂ると体調が改善する人が多く、利用者がどんどん増えていきました。薬でもないものでなぜ、元気になれるのか?当時の私は栄養学の知識がなく、驚きの連続でした。フードサプリメントの摂り方を指導する人たちもアマチュアなのですが、実に良い結果を出していたのです。その時代、栄養士の多くはサプリメントを摂ることに反対でした。「必要な栄養は食事で摂れる。フードサプリメントは必要ない。むしろ害になる。」などと言われていました。当時私は「病気はお医者さんに治してもらうもの」と思っていましたがサプリメントで体調改善が出来るものならもっと栄養の事を勉強する必要があると感じました。サプリメントは誰もが扱える安全性の高いものです。自分の健康をお医者さんに任せるのではなく、サプリメントを上手に利用して健康生活を作るお手伝いをしていきたいと考えていたその折に一つの出会いがありました。ライナスポーリング博士が提唱する「分子栄養学」に傾倒していた金子雅俊氏です。約35年前のことでした。そして、自分の身体を自分で知り、適切な栄養を摂って病気を予防していこうというKYB運動(KnowYpurBody)を展開するために、ケンビファミリーを設立し、共に30年活動してまいりました。そして、「健康は自主管理するもの」との信念をますます強くしました。しかし、一方では消費者の負担が多いことを懸念しておりました。それを解消するには製品を根本的に改善する必要があると思い起業を決意しました。

開発製品への思い

今回起業するにあたり思い起こしたのは50年前のことです。              少ない品種で、少ない経費で、多くの人たちに喜んでもらえる製品は何なのか?情報収集の結果、最初に選択したのが、「乳酸菌生産物質」の【ラクトオアシス】です。『サプリメントや一般食品を摂取しての健康効果は個人の腸内細菌叢(腸内フローラ)による』との私が尊敬する光岡知足先生(日本の腸内研究の第一人者)の教えに従って、腸内細菌叢の改善を目指した製品にしました。

2番目に【ヘム鉄葉酸プラス】を発売しました。                           日本では成長期、および成人期の女性の貧血が非常に多く、鉄補給の必要性が広く知られているはずなのに、なかなか改善されません。妊娠、授乳期に葉酸やビタミンB12が補給されることも重要な要件ですので、それらを満たすような製品を作りました。

3番目に「アイケア製品」【ハイクリアリー】を発売しました。             パソコンやスマートフォン、タブレットなどの画面を見ながらの仕事や遊びが急増し、目の疲れや障害が増えてきています。アイケア製品のほとんどが《ルティン》を中心とした製品でしたが、私たちは最近、近視予防効果が証明された《クロセチン》と抗酸化力が非常に強力で目の効果だけでなく皮膚への効果も報告されている《アスタキサンチン》を配合しました。この3つの成分には抗酸化力の相乗効果の報告もあります。ハイクリアリーは機能性表示食品として消費者庁に届出をし、受理されました。

4番目に日常生活で不足しがちな水溶性ビタミンのビタミンB群とビタミンCを同時に摂れる【BCオリゴ】を発売しました。                           ビタミンC1gとビタミンB群の全てを日本人の摂取基準量を参考にして配合しました。さらに、血管を強化するヘスペリジン、ラクトオアシスの働きを補助するミルクオリゴ糖を加えました。ミルクオリゴ糖は腸内に棲むビフィズス菌の餌となって、腸内環境を改善します。

4つのサプリメントで皆様のキレイを作るお手伝いをさせていただけたら幸いです。全ての製品は口から身体に吸収されるもの。原料は安心安全の天然由来のものをほぼ使用しておりますので、妊娠中の方やお子様にも安心して摂取していただける製品になっております。

開発工場への思い

現在の日本のサプリメントは大方がOMEで作られています。OMEとは製品販売会社が自社ブランドを作る生産工場に依頼して生産してもらう方法です。多くの工場はGMP基準(適正製造規範)の適合工場の認可を受けて製造しています。GMPは原料から最終製品の出荷に至るまでの全ての工程に「適正な製造管理と品質管理」を求められます。しかしながら、同じGMP工場でも格差があるのが現状です。充実した設備や機材はもとより、熟練のスタッフやサプリメントの専門家がいる工場を選択し、納得出来る製品作りを目指しました。皆様に自信を持って提供できる製品が出来たと確信しております。

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